インプラント治療の症状・悩み

インプラント治療の
症状・悩み

インプラント治療を安く
済ませたい

なるべく安いインプラントを使用すれば良いのでは?と思う方もおられると思います。もちろん、安いうえに技術があり、設備も整っているのであれば、それに越したことはありません。しかし、そのような歯科医院を私は見たことがないのです。

そもそもインプラント治療の技術を高めたり設備を導入したりするには、それだけ多くのコストがかかります。料金が安いということは、インプラント治療の最新技術を学んでいなかったり、治療成功率を高める+αの設備がなかったりする可能性があります。

インプラント治療は、よく噛める天然歯に近い歯であると同時に、外科手術によるリスクを伴う治療です。だからこそ、使用するインプラント体や設備に妥協せず、適正料金でインプラント治療を行う歯科医院を選ぶことが大切なのです。

インプラント治療は
痛くないのか

インプラント治療では歯ぐきを切開しますが、局所麻酔下で行うため強い痛みを感じることはありません。麻酔が切れてからは痛みが出る場合がありますが、鎮静剤で対処できる程度ですのでご安心ください。また、術後1~2日も経てば、鎮静剤を使わなくてもよい程度にまで改善する方が多いです。

手術が怖くて受けられない

インプラント治療は、顎の骨にインプラント体を埋め込むことから、怖いイメージを持つ方が少なくありません。しかし、実際に治療を受けた方には「痛くなかった」「全く怖くなかった」などと言っていただける場合もあります。当院では、手術に対する恐怖心を和らげるために、静脈内鎮静法をご提案しております。

眠っているような状態で治療を受けられるため、治療中の音やにおいなどが気になりません。また、健忘効果によって、インプラント治療が嫌な記憶として残りにくくなります。手術時間は1~2本、1時間程度で、事前検査を含めても1時間半程度で終了します。

静脈内鎮静法を使用する場合は3~4時間かかりますが、その分インプラント治療に対する恐怖心が和らぐため、デメリットとは言えないでしょう。また、鎮静剤の処方、トラブルへの的確な対応など、安心してインプラント治療を受けていただける環境を整えております。

歯が抜けたままだと
どうなるのか

歯が抜けたところを放置すると、歯ぐきが痩せたり顎の骨が破壊されたりします。その結果、噛み合わせが変化して、残っている歯に大きな力がかかり、むし歯や歯周病のリスクが高まります。さらに、顎関節症も発症しやすくなるため、結果的に頭痛や肩こり、腰痛などにつながる可能性も否定できません。

これらの原因で噛む力が低下し、生活の質(QOL)までも低下することになりかねないため、歯を失った際はなるべく早く歯を補う治療を受けましょう。

インプラントは
どれくらい長持ちしますか?

インプラント体は、劣化やサビに強いチタン製のため、半永久的に使用できます。10年後の残存率は90%以上のため、正常な取り扱いであれば長期にわたり使用できると考えてよいでしょう。ただし、インプラントを支える歯ぐきや顎の骨は人工物ではないため、歯周病を発症する可能性があります。

重度の歯周病によって歯ぐきや顎の骨が失われると、インプラントを支えられなくなって抜け落ちてしまいます。日々の歯磨きを続けるとともに定期的にメンテナンスを受けて、歯周組織の健康を守ることが大切です。

インプラント治療以外の
選択肢はないのか

入れ歯とブリッジがあります。入れ歯は、インプラント治療と比べて噛む力が弱く、会話や食事の際にずれたり外れたりすることから、悩みを抱える方が少なくありません。一方で、安価で作れて取り外しができるというメリットもあります。

ブリッジは、両隣の歯を削って土台にして、橋渡しのように人工歯を取り付ける方法です。噛む力が強いものの、両隣の健康な歯を大きく削る必要があるため、長期的に見ると歯を失うリスクが高いといわれています。

他院でインプラント治療したが
痛みがひどいです。
再治療はできますか?

インプラント治療の失敗やトラブルは、その原因を突き止める必要があります。そのうえで、十分な技術と経験を持つ歯科医師の再治療を受けることで、インプラント治療を成功へ導くことができます。他院で受けたインプラント治療が失敗した、トラブルが起きている方は当院までご相談ください。

治療期間はどのくらい
になるのか

上顎は約12ヶ月、下顎は約6ヶ月かかるといわれていますが、あくまでも目安です。歯周病によって歯周組織が破壊されている場合は、インプラントを埋め込むための準備が必要なため、より長い期間がかかる可能性があります。

インプラント治療のリスクは
なんなのか

インプラント治療のリスクは次の2つです。

  • 下顎の骨の近くを通る神経を傷つける可能性
  • 歯の周りにある上顎洞を覆う粘膜にインプラントが入り込む可能性

当院では、歯科用CTで入念に診査診断を行い、神経や血管の位置を立体的に把握することでリスク軽減に努めております。また、3Dシミュレーションソフトによってインプラントの埋入位置や角度、深さなどを確認し、そのとおりに埋入できるように手術用ガイドも作製します。

TOPへ戻る